パンダの備忘録

ヒトを越えたいパンダの備忘録

小山昇 「5年で売上2倍の経営計画をたてなさい。」 感想

5年で売上2倍の経営計画をたてなさい。

・敵は「時代」
・変化は、わが社の都合を待ってくれません。
・変化は、わが社の都合を置いていきます。
・「方針」が決まれば、「今、何をすべきか」がわかる。
・見切り発車でもいいから、数字を入れてつくる
・「他の業界で実績が出ているやり方=業界の非常識」を真似した方がいい
・社歴よりも古いマーケットも参入しない
・新規事業は3年かけて評価する
ランチェスターの法則を徹底して、「シェアナンバーワンになる」ことを決定する
・会社の目的を明確にする
・「計画をつくる」ことは、自社の現状を知ること
・「それなりの人を戦力化する」のが正しい経営のあり方
・「借金は未来への投資」
・①お客様の数を増やすこと、②社員教育、③インフラ整備、④経常利益の順に投資する
・「今やること」と「今やらないこと」を明確にする。
・ 成長している会社(あるいは事業部)は、常に「変化」をしている。
・設立したばかりの会社や社員教育をしていない会社は、トップダウンで物事を進めるのが正しい
・「環境整備」とは、「仕事をやりやすくする環境を整えて備える」
・常に人が入れ替わり、新陳代謝を続ける組織が健全
・頑張らせるしくみづくり

時代の変化でテクノロジーが発達していくとともに衰退していった仕事はたくさんある。その上でお客様のニーズも変化していく。本書はそんな移り変わるニーズやテクノロジーによって衰退しないように、経営計画を建て、自社も変化に対応していくように訴えている。その上で、働く職員を教育していくことで差別化し業績をいくべきだと説く。
その中でやるべきこととやらないことを明確にすることは大切だと感じる。
あれもこれもやるっとなるとどんなに努力してもいずれはパンクしてしまったり、どれもこれも手つかずのまま中途半端なところまでしか到達することはできない。
やらないことを決め、やることだけに集中することで差別化にもなり、結果を残すことができる。移りゆく時代の中で、やることやらないことを見極め、自己成長していきたいと思う。