パンダの備忘録

ヒトを越えたいパンダの備忘録

小山昇【残業ゼロがすべてを解決する。】読んでみた感想

残業ゼロがすべてを解決する。
・残業ゼロがすべてを解決する
・時代の変化は、あなたの会社の都合を待ってくれません。
・残業を放置する社長は、犯罪者と同じである
・「現状維持」=「後退」
・市場は、秒単位で変化
・現状維持は後退と同じ
・順調なときこそ積極的に人事異動をし、組織を変革
・変化とは、人を変えること
・「業界の非常識」を取り入れる
・他業界の常識や、他業界でうまくいっていることを、自分の業界で最初に実行する
・人件費を減らして利益を増やす発想はダメ
・「仕事を始める時間」と「終わりの時間」を決める
・時間に「仕事」を割り振る
・制約があると工夫が生まれる
・「アナログ」と「デジタル」を使い分ける
・コストよりもスピード
・環境整備の目的は、「整理・整頓を習慣化することで、仕事をやりやすくすること」
・社員の「ダブルキャスト化」
社員教育で大事なのは、質よりも量
・コミュニケーションも回数

残業は原則違法であり、それの抜け道として36協定があるがその協定も両者の同意があってこそである。実は使用者が勝手にサインしていることもいいのである。それが当たり前のようになっているため、労働基準法道路交通法と同様守られているとは言えないのではないだろうか。
さて、残業がでるのは労働者の能力不足か使用者の異状な仕事量の二通りある。その差を見極めるのは難しいが、同一の仕事量であるならば残業がでてしまうのは能力不足である。残業をしないのならしないように仕組みを作っていかないといけないと思われる。使用者に期待してはいけない。自分の身は自分で守るしかない。如何に残業しないような仕組みをつくり、自分のスキルをのばしていくように意識して行きたい。