ストレス社会と言われて久しいですね。
何と生き抜くい世の中でしょう。
そう感じる人もいるのではないでしょうか。
ブラック企業で頑張って心身ともに疲弊して苦しんでいる人もいるでしょう。
学校でいじめにあって苦しんでいる人もいるでしょう。
僕自身大なり小なり経験してきたことでもあります。
それを見聞きしては見て見ぬふりをしてきた罪もあります。
社会人になってからは、
仕事命。
休みの日は次の日からの仕事に影響をもたらすことがないように英気を養うときであると。
それは今も残っている気がしますが。
ぼくはいじめだとか、ブラック体質な企業を失くすとかそんな方法は知りません。
むしろ無くすことができないとも思っています。
いじめはやる人にとっては少なくとも娯楽です。
苦しんでいじめる人はいないのです。
また、費用の安さは正義です。
同じ品物なら安い方を選ぶのは最早当たり前。
その裏に安い人件費と少人数で長い時間働くという労働者がいるのは考えることはないでしょう。
クリエイティブな世界であれば、
8時間考えたからいいものができるという保証はありません。
24時間延々と考えて、捻り出したもの、作り出したものが売れるか売れないか分からない世界です。
そこに労働法という概念はありません。
労働法が完璧に整備されたとき、逆に困ってしまう人もいるのです。
なので、
僕は苦しむ環境を失くすことはできない
しかし、
その環境から逃げることを考えるべきだと思っているのです。
鬱病を患う人は少なくありません。
理由は様々で一言で言えませんが、
いじめ、仕事に疲れた、失敗した
というのも理由に挙げられるのではないでしょうか。
どうしてそうなる前に対処しなかったの。
と思う人もいることでしょうが、
心が壊れた人の思考は通常では考えられない方向にすすんでしまうのです。
その原因の一つが、
自分にはここしかない。
です。
自分にはこの小学校しかない。
自分にはこの仕事しかない。
というのはとてつもない心の閉塞感を生むものです。
学校に行かないといけないから、いじめから逃げられない。
仕事しないと食えないから、ブラック企業から逃げられない。
だから心を壊すまでやり続けるしかないと思ってしまうのです。
もっと最悪な事態もあるかもしれません。
だからこそ、
大人がやるべきことは逃げ道があることを教えるべきなのです。
いじめには立ち向かえ。
これも真理ですが、
立ち向かえにはここしか居場所がないから居場所をそこで作れという残酷な宣告でもあるのです。
引っ越しすることは簡単。
学校を変えることは簡単。
場合によっては通信制の学校もある。
通信制の高校から、通信制の大学まで一貫しているところもあるのです。
家にいながら学べる環境も揃っています。
逃げ道が簡単にあることを教えなければならなかったのではないでしょうか。
仕事でもそうです。
食っていかないといけないから、今の仕事を辞められないというストレスは計り知れません。
ですが、
最低賃金でも食っていけます。
アルバイトでも最低賃金が保証されています。
生活スタイルを下げられないから、不安になるのです。
まず生活スタイルを下げて、
自分が幸福感を維持して暮らしていける最低金額を作り出すのです。
一ヶ月10万円で生活できれば、
週休3日制でアルバイト生活で生きていけます。
他にも、
収入の先をいくつも所持しているのも手です。
要するに副業をするのです。
ぼくは3つ4つの仕事をしています。
だから一つの仕事を今すぐ失ってもなんとも感じません。
パズルのピースをはめるようにまた他の仕事を埋めるだけです。
これは心理的ストレスを減らすためにしてきたことですが、大いに効果があります。
究極なことをいえば、
一つの正社員でいるよりも、
3つのアルバイトを掛け持ちしたほうが心理的ストレスは少なくなります。
一つの仕事であれば、
何か嫌なことがあっても耐えないといけないこともでてきます。
上司が嫌な奴でも仕事を失うと食いっぱぐれるから耐えないと…とか。
その仕事を失うとお金がやばいというのは、
心理的ストレスがえげつないのです。
ぼくは正社員+何か副業
がベストだと思います。
自分の軸を別の所に置いておくと、
御局がうざくても、目の片隅でごちゃごちゃしている程度にしか感じません。
この生活はかなりストレスを低減させます。
ぼくがストレスを感じたのはいつだったか…
最低生活費を知り、
いくつもの仕事に分散して軸をずらす。
そうすることで仕事でも逃げ道を簡単に作れます。
「ありのままでいい」
「逃げていい」
そんな言葉がまことしやかに謳われています。
大切なのは逃げ道を知ること、教えることです。
逃げ道を作れば、
ストレスとはおさらばできます。
だから
辛かったら逃げて良いのです。
ではまたっ。