「最近物忘れがひどくなってきた」
とぼやく大人は少なくないです。
今まで老化するにつれて脳は衰えていく一方といわれていました。
脳の成長というのは幼児から子供にかけての特権だと思っていませんか。
実は
脳はいくつになっても成長することができるということが
最近の研究でわかってきています。
世界最難関といわれるロンドンのブラックキャブの受験生は記憶力を司るという脳の海馬という部分が著しく肥大化していたそうです。
つまり、
脳というのは、これからどのような生活をしていくかで形まで変わっていくということを示唆しています。
幼児はなんでも好奇心をもって行動して、何でも掴んでは口にいれていますよね。
余談ですが、
ぼくは幼児のころよく床を這いずりまわってはゴミを口に入れて、親に取り除かれていたと聞かされたことがあります。
脳は好奇心をもつと活発に作動します。
それは大人でも変わりません。
脳は常に新しい情報や知識求めているのです。
また、能動的に行動することは、受動的に行動するよりも脳波が10倍も違うといわれています。
その反面
ストレスにはめっぽう弱く、
脳はストレスを感じると前頭葉を中心に萎縮してしまいます。
ストレスというのは心身ともに悪影響をもたらしますが、
脳自身にも悪影響をもたらします。
ストレスからはなるべく避けるようにしたいものです。
脳は年に関係なく成長させることができます。
そのためにも、
常に好奇心をもって能動的に行動することを心がけること、
能動的に学ぶ姿勢をもち続けることが意識していきたいです。