「今日は仕事から帰ってきたら一時間勉強しよう。」
「土日に2時間勉強しよう。」
資格の勉強でもいいでしょうし。
英語等の語学の勉強や読書を習慣にしようと思う方もいるかもしれません。
しかし、
社会人となってから、勉強をしようと自己研鑽しよう意気込んでも、なかなか思うように事が運ばない経験をしたことはないでしょうか。
いざ勉強しようと思っても部屋の片付けをしてしまうこともあります。
なぜそうなるかといいますと
人間には恒常性維持機能があるからです。
体温を一定に保とうとする機能で人間が生きていくために大切な機能となりますが、
これは体温に限らず
変わった変化が起ころうとすると常に一定に保とうとします。
恒常性維持機能があるために、
勉強を始めようとすると何かとハードルが高いように感じてしまうのです。
ではどうするかというと
実行のハードルを下げることが大切です。
仕事が終わったら勉強を一時間するという計画をたてると、
計画に対してハードルが高く感じてしいます。
運動不足を解消するために、ジムを契約する方は少なくないかもしれません。
ジムに行くには着替えをして、靴を履き替える等準備をする必要があります。
そしてめんどくさくなって行かなくなるということもあり得ます。
障害が少ないほど、
脳に取ってはやる気が継続しやすいといわれています。
机の上に勉強したい参考書を常においておいて目に入るようにしておく、すぐに手に取れるようにしておくのも手です。
子供の勉強する場所はリビングがいいといわれていますが、
それは勉強部屋に行くということが心理的ハードルになり得ることも理由の一つです。
ぼくは読書を習慣づけるために、Kindleを利用しています。
スマホは毎日いつでもどこでもさわるので、Kindleのアプリをトップ画面に常に目に入るようにしています。
そうすることでいつでもどこでも読書ができる環境作りをしています。
場所に縛られず、すぐに取りかかれる環境をつくることが大切です。
一時間等計画をたてず細切れ時間を上手く活用することが勉強をするのに一番適切だということです。
心理的ハードルの仕組みを理解して、
日々自己研鑽に取り組み向上していきたいものです。