周りの人のことを考えない自己中心的な人は少なくありません。
そういう方は自尊心が高いと評されることがあります。
だからこそ自己中心的な人には自尊心を下げることがいい方法と考えられがちです。
しかし、
自己中心的な人というのは
実はかえって自尊心が低いのです。
自分のことを好きなひとは、
相手のことも好きになりやすいです。
自分に満足しているからこそ、他人のことに目を向けることができるのです。
自尊心というのは食べ物に例えることもできます。
お腹がすいているときに、相手に食べ物をわける際には躊躇してしまうものですが、
自分がお腹いっぱいになっているときには、躊躇なく食べ物をわけることができます。
自身のお腹が満たされていれば、食べ物のことを考えることはありません。
自尊心が低いからこそ、
自身の自尊心が驚異にされされることを恐れます。
自分に牙を向けられるのを恐れ、
かえって相手に牙を向けてしまうのです。
ブランドものに身を包みたがる人も同じです。
自尊心が低いからこそ、ブランドもので身を包むことで自分を大きく見せようとしているのです。
自己中心的な人には、
自尊心を下げることをせず、
自尊心を高めてあげる方が効果的なのです。