自分に甘く、他人に甘い人。
もしくは自分に甘く、
他人に厳しい人はダメ上司である。
当然、自分を棚に上げておきながら、
周りには厳しく接する人は、
人望を得ることができない。
そういう人が、上司になった際に困るのは部下であり、部下がいなくなった際に困るのは上司である。
部下がいてこその上司であり、
生徒がいてこその教師である。
自分に甘く、他人に厳しい人は上司として失格である。
自分にも甘く、
他人に甘い人は部下としてのびのびと過ごすことができるだろう。
しかし、ルールややり方、
失敗してはいけないところを失敗してしまった時に甘えを見せていてはお互いに成長しない。
それであってはやはり良い上司とは言えないだろう。
自分は過去に副店長を努めていた際に、
ストイックとは言わないが、
誰よりも仕事に熱中していた時期がある。
その際、その仕事やルール、対応全てに職員に口出しをして仕事を自分以上にできるように求め、自分は誰よりも仕事ができるように努力していた。
しかし、残ったのは肩書きだけで、
人望を失ってしまった。
そストイックさは他人にも同じストイックを求めてしまい、萎縮させ人望を失ってしまう。
それはいい上司と言えるのだろうか。
仕事だと割り切ることは大事だが、
人はロボットではなく感情を持つ以上、
感情をないがしろにしてはいけないと考えている。
ストイックさをもって、
自分に厳しく、他人に厳しくするのではなく、
自分の成長を忘れず、
周りの成長しお互いに成長する構図を作れる方こそ、
いい上司ではないだろうか。