人材戦略がすべてを解決する。
人材戦略は「社員ひとり当たりの生産性を上げる」ことと、「人材の流出を防ぐ」こと
組織にとって大切なのは、社員の能力ではなく、「価値観を揃えること」
価値観は、上司と部下が、「時間」と「場所」を共有しないかぎり、揃えることはできません。
価値観を揃えるために大切なのは、「社員のことをよく知る」こと
社長にとって最大の敵は、「時代の変化」
普通の生徒は、先生に「教えてもらう」ことが目的ですが、私は違いました。「盗む」のが目的
「変わらない」ことが不安定であり、「変わる=安定」
「優秀な人」は採用しない。「価値観を共有できる人」を採用する
強い組織をつくるには、「均一である」=「全員が同じ価値観を持つ」ことが不可欠
「採用は、未来の人材を創り出す活動である」
①仕事が嫌で辞める。②「上司」が嫌で辞める ③「会社」が嫌で辞める。
新しい経験をすることで、成長を実感できる
「課長にするからマネジメント能力が身につく」と考えています。立場や肩書が人を育てる。
「どうすれば給料が上がるのか」を理解できれば、社員は頑張る
中小企業にとって、人材の成長こそ、会社の成長
社員教育にお金をかけすぎて、倒産した会社はない
会社に必要な人材は、「社長の方針をそのまま実行できる人」
人の真似をして結果を出す社員は優秀
できる人、わかる人に聞いて、素直に、その通りに真似ができる社員は、必ず伸びます。
コミュニケーションは、質ではなく、「回数」
サービスは似通ってきて、差別がしにくい時代にどうやって他企業と差別化するのか。本書では人材の教育による差が今後中小企業が生き残るには大切であると言う。
そう上でどのような教育が必要なのかというのが本書であげられている。
また、各職員がバラバラの価値観を持っていると歯車として会社が回転していかない。
人材教育は、個々の能力をあげることだけではなく、歯車として噛み合わせるために価値観を揃えることにも一役買うとのこと。
中小企業経営者向けの本書ではあるが、1社員として学ぶことの大切さをあげられている。学ぶとはまねぶとも言え、ただ教えられていることを待っていては成長はできない。先輩、上司、スタッフ学べるところは多い。真似できるところはとことん真似て自己成長につなげることが大切である