ビジネスで成功するには、
成功した人をそっくりそのまま真似することが大切です。
と良く言われていますよね。
学ぶとは真似るの語源とも言われています。
それは間違いはないです。
真似ることはとても大切です。
しかし、それだけでは成功しません。
なぜなら、
そっくりそのまま真似るのなら、真似たオリジナルでいいからです。
要するに、
真似するという段階は、勉強の段階であり基礎の段階なのです。
サービスを提供するという発展段階ではオリジナル+αを提供しないといけません。
勉強自体がそうですよね。
学校の勉強とは、誰かが研究した真理と呼べる定理を真似して学ぶことです。
1 + 1 =3
を教える学校はないんですよ。
料理を学ぶ際もそうです。
全く料理できない人に、
「料理は我流やで」
とは言わないですよね。
料理本なり、インターネットを利用するなりして美味しい肉じゃがの作り方をそっくりそのまま真似することから始めろと言いますよね。
しかし、ことビジネスおいては全く同じ肉じゃがを作っても成功しないんですよ。
それならオリジナルの肉じゃがを作った人でいい。
だから価格競争という+αをするしかない。
これが飲食店で価格競争が起きている現状なんですよ。
料理をビジネスにするなら、学んだ肉じゃがに+αしてもっと美味しい料理を作らないと成功しないんですよ。
お笑いでもそうかもしれません。
多くの人がダウンタウンさんのマネをしてきました。
しかしそっくりそのままならダウンタウンさんでいいじゃないですか。
そしてそのまま真似した人で大成した人はいません。
お笑いの学校でダウンタウンのマネをしてお笑いを学び、その人独自の持ち味を足して足してその人のオリジナルを作成した人が、テレビに映ることができたのです。
Facebookがmixiを参考にしたことは有名な話です。
Facebookがmixiと同じサービスを提供しても、ならオリジナルのmixiでいいよってなりますよね。
そうならないのは、mixiというsnsが成功していて、それを真似て基礎を学び、仕上がったマーケティング、市場の中で+αを提供したからです。
つまり真似るというのは、学びの段階ではとても大切です。
しかしビジネスにおいて成功するには、成功した人の、オリジナルのサービスで出来たマーケティングの中で+αをして提供することが大切だということです。
言葉だけが独り歩きしている感は否めません。
こと営業という分野に着目すれば成功している営業方法なら成功するかもしれません。
しかし、サービスを提供するという段階ではそっくりそのままというのは成功しないということです。
その言葉の真理を追求していくことが大切ですね。