誰しも仕事を始めるときは新人です。
右も左もわからずただぼーと立ちっぱなしになった経験をした人は少なくないと思います。
その時に先輩から優しく教えてくれた人もいれば、
職人気質の環境に入ってしまってただ立ちっぱなしになる人もいるかと思います。
新卒で入社したばかり
転職したばかり
の新人は意識していきたいことがあります。
それは
「人に期待してはいけない。」
そして
「教えてもらえると期待してはいけない」
何でもかんでも手取り足取り教えてくれると期待して、
ただ指示待ちになって待ちぼうけになっている新人が少なくありません。
学ぶことは真似ることというのは聞いたことがある人もいるかと思います。
先輩たちの仕事を見て学ぶ姿勢をもつべきです。
教えてくれればラッキーだと思って、
ひたすら見て真似て、仕事を盗んでください。
仕事を盗むとは、
「先輩、ぼくがやっときましたよ。間違ってたら教えてください。」
ということです。
yesと言われるまで動いてはならないと日本人は考える傾向にあります。
しかし、
Noと言われなければやっていいと海外の人は考えます。
元来仕事を教えることは業務外であることがあります。
職場というのは、学校ではありません。
あなたは手取り足取り1から教えてくれる学校を卒業した社会人であることを今一度考えてください。
先輩だから教えなきゃというのは一つの親切心からくるものなのです。
教えている暇があったら自分がやったほうが早いと考える人もいます。どんな職種にもそういう人はいるものです。
そういう先輩のもとにきてしまった場合、
何も教えてもらえません。
そんなの前時代だろと人を呪っている間に、
どんどん周りから差をつけられていきます。
日本は競争社会です。
ライバルになり自分の立ち位置を脅かされるかもしれないのに、
手取り足取り教えてもらえるほうがありがたい環境なのです。
仕事は見て、真似て、盗む
新人の頃は特に、そういう野心を持ち続けているほうが先の競争社会に必要な意識かと思います。