パンダの備忘録

ヒトを越えたいパンダの備忘録

令和の「24時間戦えますか」

かつてとある栄養ドリンクが議論の的になりました。
それは「24時間戦えますか」という文言を謳う栄養ドリンクのCMが昭和、平成初期のブラック感を漂わされているということです。

かつて、高度成長期、バブルを経験した日本では24時間働ける鉄人のようなタフさを求めていました。
そして働けば働くほどお金になる時代でもあったのです。

現在その文言をみたとき
時代にそぐわない、かつてはブラック脳だったんだなと思ってしまうところです。


しかし、
ぼくはこの
「24時間戦えますか」
は解釈の問題であり、今なお息づいているのではないかと思うのです。

つまり
かつては24時間働ける鉄人のようなタフさを求めていましたが、

令和の今はこの文言を見ると
「24時間没頭できるほど働いてしまう仕事をしていますか」
に思えてしまうのです。

ぼくはこんなふうに没頭できる仕事をしているだろうか自問自答しているところです。

現在は働けば働くほど結果がでる時代ではありません。
いかに価値を生み出すがに焦点をあてなければなりません。

競争社会である日本で今後勝つことができるのは、
仕事を楽しみ、趣味の延長のように何時間も何時間も没頭してしまった人が勝つ世の中ではないのかと思っているのです。


この栄養ドリンクの文言
「24時間戦えますか」
それに対してあなたならどう解釈しますか。