アルバイトの面接でも、
転職活動中の面接でも、
「やる気があります!」
という発言をしてしまう人はいないだろうか。
今までとくに実績はないけど、
「やる気だけなら誰にも負けません。」
だから雇ってください。
なるほどやる気はあるようだな、雇ってやろう。
を期待しているのかもしれませんが、
そんなに現実は甘くありません。
正直なことをいうと、
やる気があろうがなかろうが、
結果をだして価値を提供できるかどうかが社会に求められています。
言ってしまえば、
「価値を提供できないけれど、やる気はあります。」
という人は、社会的にみれば無価値だということです。
では、どうすれば良いのか。
それは実績をつくることから始めるということです。
社会というのはどれだけ価値を提供できるかがもっとも重要視されます。
会社というのも、今後働いてくれる、働いている社員に期待しているのは価値提供にすぎません。
雇われのときには、意識があまりむかないことではありますが給料というのは働いていていることの対価ではありません。
給料というのは価値を提供してもらえたから対価として支払われるものです。
労働基準法では、8時間勤務の対価として支払われると明記されているため勘違いされやすいところです。
ただ8時間いるだけの存在に価値はありませんので、
いずれ淘汰されていくでしょう。
飲食店でただ立っている人にお金を払いますか。
最高の食事を提供してもらえた対価を支払うはずです。
それはどの仕事でも言えることでしょう。
面接相手に対して
自分は無能で価値を提供できませんが、雇ってください。
ということがどれだけ無謀なことかわかりますか。
もしあなたが面接相手だとしたらそういう人に働いてほしいでしょうか。
社会はやる気というものはみていません。
結果だけしか見ていません。
自身にどんな価値が提供できるのか、
それを今一度見つめ直してみてください。