パンダの備忘録

ヒトを越えたいパンダの備忘録

思考停止した聞き方。

仕事をしていれば必ず疑問というものがでてくると思います。

 

ありとあらゆる業務を知っているということはないですよね。

 

会社の方針に疑問をもつという壮大な話だけでなく、

この書類はどう書いたらいいのだろう。

 

とか、

 

新人であれば尚更で、

そもそも何からしたらいいのだろう。

 

ここで先輩なり上司なり、同僚なり

相談することになると思います。

 

でもここで相談の仕方というのがあると思っています。

 

なんでもかんでも思いつくままに聞けばいいという訳ではないと感じています。

 

◯在庫がなくなった。どうしたらいい?

 

◯ゴミができた。どうしたらいい? 

 

◯仕事のやり方がわからない。どうしたらいい?   

 

 

ついついこんな聞き方をしてしまってはいないでしょうか。

 

もちろん疑問を疑問のままにしてしまっては、

失敗を大きくしてしまうかもしれません。

 

特に新人のうちはどんどん仕事を聞いていく姿勢をもつべきでしょう。

 

まず聞くことは大事です。

 

 

ですが、

思考停止して何もかもやり方を聞く行為は大いなる責任転嫁です。

 

聞かれた方には答えた方には、責任というのが伴います。

ですからなまじ変な質問の仕方は相手を困惑させることになります。

 

相手に負担を強いることにもなりますし、

場合によっては「それくらい自分で考えろ」

と見捨てられることもあり得ます。

 

疑問に思ったその時は、

まず筋道を立てて、そのやり方でいいかの確認行為をするようにしていくことが大切です。

 

 

「ぼくはこれに関して〇〇の方がいいと思うのですが、実行していいでしょうか」

 

「ぼくはこれに関して〇〇と〇〇という対策案を考えました、どちらがいいでしょう。」

 

そうすれば

聞かれた方は「こっちのほうがいいよ。」

「どっちも微妙。前提条件から考え直そう。」

とすぐに回答することができます。

 

何をしたらいいでしょう。

 

って聞いてしまえば

「何がいいんだろうね」

と答えられるかもしれません。

 

悪い場合は相手を苛つかせるだけになります。

 

自分で筋道考えることは自身の思考を鍛えることにつながります。

また、自分でしっかり考えていますということのアピールにもなります。

 

疑問に思っていることですから、考えたことが間違っていることの方が多いでしょう。

 

指摘されれば時間の無駄になるからと全てを聞くような真似はいけません。

 

たとえ間違っていても考えることを放棄するようなことはしない方が吉です。

 

まず質問する前に自分はしっかり考えただろうか、

この聞き方は間違っていないだろうか。

一考してみてはどうでしょうか。

 

 

ではまたっ。