正社員で働く人が多いという日本。
そういう人たちが避けることが出来ない会社からの評価。
ポイント制だとわかりやすいものですが、
なかなかそうはいきません。
会社の評価制度とは時にブラックボックスになりやすいです。
我々の仕事の評価というのは、
いったい何をもって評価しているのでしょうか。
売り上げなのか。
頑張りなのか。
それとも愛想なのか。
いずれにせよ、
自分がどれだけ頑張ってきたのかを正当に評価してほしいと思うものです。
それは幻想です。
世の中結果しか評価しません。
成果、数字それが全てです。
自分を正当化するために、
どれだけ頑張ってきたかの過程を訴える人が少なくありません。
自分はこれだけ頑張ってきた。
これから頑張ります。
面接においても御社で頑張って働きたいと思います。
「頑張ります。」
というのはやる気を評価してもらうために便利に使われています。
ですが、残念ながら
結果を出して初めて努力が評価されるのです。
プロの世界というと実にシビアに評価されます。
大谷選手が前代未聞の結果を出して初めて彼の努力が可視化されるのです。
そのとき、
我々は大谷選手の一挙手一投足を監視するように眺め、
相手チームの監督に挨拶している。なんてすごいんだ。
メジャーの人にはなかなか見ない人格者だ。
球場のゴミを拾うなんて、素晴らしい。
イチロー氏の圧倒的なパフォーマンスをみて初めて努力が評価されるのです。
パフォーマンスを維持するためのストイックな習慣がすこい。
誰よりも早く来て練習して、誰よりも練習するなんて真似ができない。
なんて言われているのです。
ですが、
結果の伴わない選手は1軍というステージには立てません。
誰しも圧倒的な才能と努力をしてきたはずです。
その中でさらに結果を出す人が始めて評価されるのがプロの世界。
僕たちは数字という結果にしか興味がないのです。
結果を出していない努力に価値はないとさえ感じます。
もちろん。
努力はするべきではないとも思いませんし、
結果を出すためには人の何倍もの努力が必要でしょう。
でもそれは評価を得るためではありません。
希望する大学に合格する。
誰よりも売り上げを出す。
試合に勝つ。
という結果を出すために努力するのです。
自分のために努力するのです。
そこに過程を評価してほしいという思惑を介入させてはいけません。
結果が伴わなければ、
その努力は誰も評価してくれません。
誰よりも努力しよう。
それは自分に自信を持つため。
それは成果を出すために。
ではまたっ。