パンダの備忘録

ヒトを越えたいパンダの備忘録

ミニマリズム思考。選択疲れをなくす。

先日歯磨き粉がなくなりそうだったので、

新しい物を購入しに近隣の大手ドラッグストアに行きました。

 

そこで驚愕したのですが、

50種類くらいあるんじゃないのってくらい種類があって

結局どれがいいねんってなりました、とさ。

 

歯磨き粉じゃないにしても、

日本には多くの物、サービス選択肢が多すぎるように感じてしまいます。

 

それは日本が豊かな国であり、資本主義社会の競争社会で我先にこれでもかと良い商品を開発している証拠なのかなっとも思います。

 

食事は和洋中華、ジャンクなものまで汚い店から高級路線のお店まであります。

 

洋服もユニクロだけでも何種類あんのってあり、

イオンのようなショッピングモールにいけば洋服のテナントがところ狭しとあり、

今ではコンビニでもパーカーが購入できたりと、

 

一生かけても着れないほど洋服の種類があります。

 

そら買うときもあれが良いかこれが良いかと迷ってしまうものです。

 

豊かさを選択肢の多さと考えることもできます。

 

そもそも着る服一種類だけ、飲食店も近隣のひなびた店舗だけ。

 

そんな環境を豊かさとは感じにくいでしょう。

 

ですが、

その膨大な選択肢の中から選ぼうとするととてつもなく脳のリソースを使っているんです。

 

無意識に。

 

所詮電気信号をおくる脳が疲れるという表現は使いたくないのですが、

脳に意思決定力というのは一日の限界が決まっているといいます。

 

それを無碍に消費するのはとてももったいないことです。

 

先にあげた買い物もそうですが、

家のクローゼットをあけて朝から身だしなみを整えるのも

「どれを着ようかな」と考えることも

「何を食べようかな」と考えることも

 

脳のリソースを使ってしまうのです。

 

 

ぼくは自分が無駄だと思うものに能力を使って消費するよりも、

自分が大切だと思うものに脳のリソースを使いたいと日々思ってきました。

 

それがミニマリズム思考だと考えています。

 

 

ぼくはよっぽど気に入ったものでない限り洋服も靴も身につけるものは迷わず黒(できれば無地)と決めています。

 

白いインナやYシャツを着ていたこともあるのですが、

劣化が早く、色がつくとみっともないです。

それを管理する手間が大変だっとこともあり、

 

全身真っ黒の変人のような姿になってしまいました。

 

それでも着る服はかなりこだわっているつもりで、

セットアップスーツでもシャツでも寝れるくらいリラックスできる服を選んだりしています。

 

そうすることで、

部屋着や寝間着を用意する必要もなくなりました。

 

 

ぼくは365日同じ種類の服しか着ないのです。

 

 

食事もほぼ統一しています。

糖質制限を基本としているので、米もパンもあまり食べません。

 

マクドナルドは最大の幸福感をもたらす食事ですが、

基本控えています。

 

サラダと肉類、卵、乳製品

といつも同じ物を食べています。

 

 

ここまで来ると頭がおかしいと自分でも思うのですが、

 

ありとあらゆる物を固定化していくことで、

選択肢に迷わず、選択する時間を削っていっています。

 

それもこれも大切なものにリソースを充てていくためです。

 

それは仕事かもしれませんし、

趣味の時間かもしれません。

勉強する時間かもしれません。

 

それに一分でも長く没頭するために、

削減できることはとことん削減していきます。

 

 

ミニマリズムを極めていきます。

 

 

日本はとても豊かな国だと思います。

 

ですが、選択肢の多さというのはすべての人に共通する幸福感ではないとも思っています。

 

世のマーケティングはこれでもかと商品を宣伝しては、

余計な物に流されて、

 

本当に大切な時間を失っていってはいないだろうか。

 

 

今自分が本当に必要な物はなんなのか。

しなければいけないことは何なのか。

 

それを今一度考えてみてもいいかもしれません。

 

 

ではまたっ。