仕事ができるようになりたい。
そう思う人は多いと思います。
そして周りから仕事ができる人だと思われたいという願望も同時に持っていると思います。
それは会社面接でも有力で、
こいつは仕事ができそうというのも面接で合否がでる一つの理由であったりします。
別に使いやすそうも大きな要因だと思いますが…
それは一重に相手の能力というのを面接一つで判断するのは難しいというのが本音だと思います。
さて、
相手から仕事ができそうと思われるのはどうしたら良いのでしょう。
以下の3つの方法が考えられるでしょう。
①オーラを身につける。
②実績をつくる。
③資格をとる。
①オーラを身につける。
これも一つですが、それはなかなか難しいですし、確実性が乏しいです。
②実績をつくる。
過去の実績をみれば、あ、こいつこんなことをしてきたんだなら今回も大いに期待できる。
と思われることでしょう。
しかし、実績というのは作るのは大変です。
営業で1位をとる。売り上げを一定数あげる。ポートフォリオを作る。
何かしらの能力があって、初めて作れる実績であります。
③資格をとる。
実績もない人はどうするか、
資格をとるのも一つの手です。
資格をとるには勉強は不可欠です。つまりある一定の知識を担保できるわけです。
しかし、
資格をとる。
というのを盲信している人が多いのも事実ではないでしょうか。
ぼくは資格というのを過信するのは危険と思っています。
全部が全部とはいいませんが、
医師免許や弁護士、管理栄養士などその資格を持たないとそもそもその仕事を受け持つことができないという資格があります。
代表的なのは運転免許証ですか。
これをもっていないと運転できませんよ。
という資格。
これをとるために勉強するのは大切ですし、
とる価値があります。
資格があることで資格がない人にはできない仕事を受け持つことができるため差別化になるからです。
それならまだしも
泊をつけるためだけのお金にもならない資格を血眼になってとることに意味を見出だせないということです。
IT関係の資格というのも一つですが、
特にITの仕事は資格がなくてもできます。
そしてITの資格があるからどうというよりも、
実績が重視されやすいです。
そのため実績をつくるために能力をあげて実績をあげることが最優先されるはずが、
周りからよく見せたくて資格をとるために集中してしまうことに注意してほしいのです。
その資格単体で業務を差別化できる医師免許等と違い、
食生活アドバイザーとか誰も知らないような、でもすごそうという感覚で資格をとろうとすること。
資格をとれば人生変わると思って、
差別化もそれ単体でお金を得ることができない資格をとるために血眼になって勉強して、資格をとることを盲信することはやめたほうがいいと思います。
なんかすごそう。
と思われるためではなく、
自分はこんな実績があるという方が大事であると思うのです。
資格があるからすごそうというのはありますが、
逆に資格だけあればそれで良いという人も少なくありません。
介護福祉士、精神保健福祉士、社会福祉士をすべて網羅しているのに、
肝心のケア能力が皆無という人は少なくないのです。
(介護関係の福祉職は無資格でも可能。)
サービス管理責任者という資格は、
資格をもっていれば勤務実績は少なくなりますが、
最低でも3年、ないし5年は働くことというのが条件にあります。
つまり資格よりも勤務実績のほうが重視されていることの所以です。
福祉の資格も、勤務実績を短縮できる以外に「ぼくこんな資格があるすげーだろ」という意味しか持ち得ていないのです。(加算があったりしますが…)
医師も医師免許をとったら名医になれるわけではありません。
10年の歳月を経て、独り立ちしてからが本番です。
なら名のしれない、差別化もできない資格であれば尚更です。
実績をつくるより、
ただ資格の勉強をしていれば資格がとれるわけですから、けして楽ではないですが、確実な方法をとるのは理解できます。
ですが、
本当に大切なのは資格をとった後にどれだけ実績を残せるか、というのを忘れないようにしたいものです。
この最も最たるものは大学進学かもしれませんが…
だから大学不要論たる話も出てくるわけで。
ではまたっ。