長く働いていると昇格して課長なり部長なり
立場ある人になることもあると思います。
会社というのは
三角形の組織図になっています。
一番上が経営者、
次に常務、部長
一番下が平社員
会社によってつけられる肩書は変わってくると思います。
給料も立場に沿って上がることも多いです。
そういうときに気をつけないといけないことがあります。
それは、
人をまとめるリーダーになったからと言って驕り高ぶってはいけないということです。
単なる人をまとめる役割を与えられただけであり、
人として優れていると勘違いしてはいけない。
肩書を与えられて
それが当たり前になると自分は人として優れていると勘違いしやすくなります。
組織図の三角形もそれを助長しているように、
人としてランクが上がっていると思ってしまうのでしょうか。
椅子にふんぞり返って無能を発揮するような幹部が少なくありません。
三角形の組織図を横にして考えてほしいです。
一番左が平社員、
横になるにつれて先細りして部長、経営者
となるように。
そのように人としては一律でありながら、
ただ人の仕事を管理する役割を与えられているだけだと考えられるようになります。
上の立場だから、
肩書が上だからと萎縮してイエスマンになる必要はありません。
ただ人をまとめる仕事を請け負っている一社会人と思うことです。
それは肩書をもった人も同じです。
人が多く働けば働くほど、
人間関係もしかり会社の仕事のやり方に不満を持つこともあると思います。
そんなときに人として優れているだろうと意見を言えなくなることもあると思います。
思考を停止してただ人の言いなりになることはありません。
ただ命令にしたがっだけ。
アイヒマンの断罪裁判の言い分でした。
そのあってはならない事件とは違っても、
ただ命令に従っただけという思考停止の人が少なくないと思うのです。
誰しも会社をより良くしたいと考えるものです。
その意図が同じでありながら、
上の立場の人間の命令に思考停止して従う、おかしいと思いながらやってしまう。
そんなことはあっていいとは思いません。
必要であれば意見を言ってもいいのです。
責任は肩書を持った人にあるのだから、
命令に従うという考えは捨てましょう。
それに従って行動すると決めたのは自分自身だからです。
おかしいことにはおかしいといいましょう。
思考停止してはいけないと思うこのごろ。
ではまたっ。