最近の大学進学率は60%に迫る勢いだそうです。
その流れにのったかは知らんけど、
かくいうぼくも大学に進学しました。
何かを学びたいという気持ちはなく、
大学に進学することで得られる何かを期待して進学したものです。
ところで義務教育ではない高等教育である大学もただじゃありません。
大学を卒業するまで400万やら600万やらかけています。
もちろん国公立だったり、私立だったり
薬学、医学部
と高くなっていく傾向にあるでしょう。
その数百万円という金額に既視感があるなとおもえば、
美容室の開業や飲食店の開業資金に近しいんですよね。
お金をかければ1000万円、
居抜きでかけなければ数百万円で開業できたりします。
そう、ぼくたちは
居抜きなどを活用すれば店舗を開業できるレベルにお金をかけてきているのです。
ただなんとなくで進学して
遊んで学ぶことを放棄した学生も少ない中、
そんななかで適当に就職してしまった人もいるでしょう。
事業できるレベルでお金をかけているのに、
進学してその後の人生にどれだけ価値を提供できているだろうか。
ふとしたことで思ってしまいました。
ぼくはそれだけのお金をかけてきたのに、
それに見合う価値提供をしてこれただろうか。
著名人のなかには
大学不要論を訴える人も少なくありません。
それもそのはずです。
何かを学び価値提供できないのに、
数百万円もお金をかける必要はあるのか。
お金をドブに捨てていないか。
問われているのです。
それならばそれだけの金額をもって事業を展開していったほうが学べることも、運がよければ事業を大きくしていけるとも言っているのです。
もちろん
進学率が大きくなれば大きくなるほど、
その価値はなくなっていきます。
大卒というだけでは当たり前でしょう。
と言われる時代が来るのです。
その中で、
何を手に入れ、
価値提供できるかがこれからの時代を生きる上で考えていかなければならないことです。
そして社会人になれば余計学びを放棄しているのが日本。
学ぶことを続ければ、
それだけぶち抜いていけるのです。
大学に進学する意味、
社会に出てから提供できる価値。
常にそれら模索して、
学ぶことを続けていきたいと思ったこのごろであります。
ではまたっ。