新卒で勤めた会社を定年まで働き続けるという時代は終わりを迎えています。
転職市場は発展しており、
転職することも当たり前のような風潮になってきました。
まだ名もしれた大手の企業は新卒至上主義をやめてはいないけど、IT業界を筆頭に実力至上主義、おんぶで抱っこの人間は年齢で昇給することも絶望的になってきています。
さてそんな時代では「耐えられない転職しよう」と考える人も少なくありません。
会社で働いていると、
人間関係に苦しんでいる人、
時には仕事自体に面白さを感じないときもあるでしょう。
そういうときにこういう文言を聞いたことはありませんか。
「そんなんじゃ他の会社でやってけないよ」
能力が不足している部下に現実を突きつけるように吐き捨てられます。
かくいうぼくも同じようなことを言われてきました。
「高圧的な人はどこにでもいる。」
「ここでやっていけないなら他でもやっていけない。」
って何百回も言われてきました。
この言葉を聞く度に、心に傷を負ってきました。
「自分はなんて無能なんだ。」
もう少しここで修行しよう。
ですが、
この「ほかではやっていけないよ」
という言葉。
「無視してください。」
そして堂々と転職しましょう。
と言いたい。
それで心を痛める必要もありません。
まず第一に
この言葉を言う人自体たいして成功していないことの方が多いのです。
なぜなら、小さな会社で役職をもっただけの人間でしかない。
その人のことを誰も知らない。
数億、数千万の世界で行きているわけではなく、
年次昇給でしがみついているだけの人ばかりだからです。
誰が言ってんだ。
あなたもたいして通用してないやん。
これが現実です。
これを思ったとき心がすっと楽になります。
そして、
仕事というのは、人の数だけあります。
あなたが力を発揮できる仕事というのは必ず存在するのです。
であるならば、
新卒で右も左もわからない状態で入った会社で力を100%発揮できるなんてありえないと思いませんか。
そんなまぐれあたりなんてありません。
転職して自分が100%発揮できる仕事を模索するほうが賢明なのです。
その会社だけしか知らない。
汎用性のある社会通念観を持った人など極稀です。
だから
「他の会社でやっていけないよ」
なんてなんと井の中の蛙かと思いませんか。
多くの会社を経験して
自分の力を発揮できる場所を模索し続けてください。
それが社会人人生ではないかとも思うのです。
ではまたっ。