パンダの備忘録

ヒトを越えたいパンダの備忘録

表現の自由とステレオタイプ

世の中にはいろんな考え方の人がいます。

 

そんな中で議論になったりするわけですが、

ぼくの思考のネタを提供してくださる方は歓迎しています。

 

さて、

下記のことを訴えている人がいました。

 

いい大人になって金髪をしている人はやんちゃしている人だ。

 

いい大人でありながらやんちゃしている人は信用できない。

 

そんな信用できない人には仕事を与えない。

 

そんな人がいる社会は生きづらい。

 

 

っと。

 

なるほど。

 

 

正直「思っとけ。」

 

 

で普段は終わる話なのですが、

ぼくはもう少し追い打ちをかけたいと思います。

 

 

さて、こういうことを言う人は

心理学的にいえば「ステレオタイプ」と言われるものでしょう。

 

金髪な人はどうのこうの。

ではすまず、

男はこうあるべき、

女はこうあるべき、

 

こういうふうに前時代的な固定観念に囚われている人の事を指します。

 

その良し悪しの是非は問うところではありません。

 

人それぞれ正義があるものです。

 

 

ところで日本は表現の自由が許されています。

 

是非を問わず、

金髪であるというのも表現の自由です。

 

それを抑圧することは、表現の自由の侵害であり

あたかも某国のように自由を抑圧して思想を刷り込むような感じがしてしまうのです。

 

さて、

 金髪の人には仕事を与えない。

考え方を主張していることが許されるのは日本が表現の自由を許容しているからです。

 

自分は表現の自由は享受しておきながら、

他の人の表現の自由は抑圧しているのです。

 

これはなるたる不平等な話ではないでしょうか。

 

 

要するにこういう事を言って行ってしまう人は、

 

「自分勝手で傲慢な人」

 

と自己紹介しているのとかわりはない。

 

それを肝に銘じておけ。

 

 

ではまたっ。