仕事をしていると必ず経験すること、
それは失敗をすることです。
ぼくも雇われで働いています。
その仕事において何度も失敗をしてきました。
ぼくは福祉の仕事をしています。服薬ミスをしかりお金の失敗しかり支援の失敗。交通事故。
ぼくはこう考えいます。
「失敗はしていい。」
むしろ
「失敗はしないといけない。」
もちろん失敗してはいけないこともあります。
それは人命に関わることでしょう。
それ以外の失敗は人生いつでもやり直すことができますし、立ち直ることができます。
失敗したときに大切なのはその失敗をどうするかです。
失敗を失敗のままにしていたら、それで終わりです。
失敗したらどうして失敗したのか、
次はどうすれば失敗しないのか考えることです。
けしてクヨクヨすることではありません。
失敗せず成長してきた人はいません。
成功した人たちは間違いなく失敗というものを経験しています。
失敗を早くするということは、それだけ経験を積んで成長の糧にできるということです。
だからどんどん間違えてください。
先輩、上司になったときに大切なのは、
失敗したときに失敗したことを責めないことです。
どんなペナルティをかそうとすればそれを恐れて失敗を隠すようになります。
隠された失敗が表出したときには手遅れになっていることが多いのです。
そして同じ失敗をしてしまったら当然叱る対象になりますが、
それは失敗したことよりも、同じ失敗をしてしまったシステムを怒ることが大切だと思います。
上司として大切なのは失敗したときに、次に失敗しないためのシステムを一緒に考え教えることです。
仕事をしていると先輩になり、人によっては役職につくこともあります。
仕事を失敗するのは経験のない後輩のほうが多くなってきます。
その時どう対応するかが人としての器がみられるのでしょう。