パンダの備忘録

ヒトを越えたいパンダの備忘録

生活保護と税金:福祉制度の現状

生活保護

それは日本のセーフティネットの最終手段しての福祉制度です。

人によってはこれのお陰で、独立に対する挑戦ができたり、

お金がなくてまともな生活ができない人が、人間らしい生活を送ることができています。

ですが、
生活保護受給者に対する世間の風当たりは未だに強いのも間違いはないことです。

生活保護は税金で成り立っているものですから、
国民一人ひとりの血税が財源です。


生活保護の年間予算は2021年度で3.8兆円
と言われています。
そしてこの金額は年々増え続けています。

これを労働人口で割ると一人当たり55000円位になるのです。

要するに生活保護を維持するのに、毎月我々は毎月5000円募金しているのです。


もちろん日本場合は累進課税であるため、
この殆どを高額納税者、高額納税法人が担っている訳です。

そのため一概にこの55000円を一律に負担しているわけではないことは承知して頂きたいところです。


この金額を見てどう感じるか。
どう考えるか。

それが大切だと思います。


生活保護受給者の方々がデモを起こしたのも記憶に久しいと思います。

「たまにはウナギも食べたいぞ」

この発言について言及することはしません。

ただ彼らは生活保護費が安いと言う前に、
大手ビルでスーツを着て齷齪働く彼らに対して

「あざす!!」

ということが先ではなかろうか。
とも思うのです。


セーフティネットとして生活保護の是非は問われています。

生活保護が多くの命を救っていることは間違いのないことです。

しかしその使い道、
必要な人に、
是非とも渡ってほしいとも同時に思う
今日このごろであります。