早起きしてみよう。
運動してみよう。
読書も習慣にしたい。
良いこととは聞いているものの、
なかなか行動に移せないという人は少なくありません。
考えが思い浮かんだものの、
やりたいないことだと尚更行動ができなくなります。
そこで肝に命じておきたい文言こそ
「思いついたら何でもやってみる。」
考えるより行動とはまさにこのことです。
人は元来変化を嫌うようにできています。
それこそが恒常性維持機能、
コンフォートゾーンと呼ばれるものです。
変化をしようとすると、
本能で
「それって意味あるの?」
「やらなくてもいいんじゃない?」
と問いかけています。
早起きした方がいいと聞いたけど、
早起きしようと目が覚めるとまだ寝たほうがいいと考えてしまったり、
運動した方がいいと思っても、
天気が悪いから、
熱中症になったら危ないから
とやらない理由がぽんぽんと出てきます。
だからこそ、
始めるときは恒常性維持機能に逸脱するかしないかという
ほんの小さなことから始めることが大切だと思います。
考より行とはいいますが、
行動すべきと考えてしまうとそれ自体が重荷に感じてしまうものです。
行動せざるをえないくらい小さく分解していく。
行動とは分解することと思うとまた違った行動になってくるかもしれません。
ぼくは常に考えてしまう癖があります。
特に金銭が絡むことに関しては尚更です。
服を購入するにしても明日でいいやから始まり、
選ぶ際も同じところを何度も往復しては、悩んでしまっていました。
服を購入するだけなら10分で終わるところを1時間かけてしまうこともザラです。
自分は優柔不断だからと誤魔化してきました。
だから考え込んでしまっては「まあいいや」となることを正当化していました。
それで経験することと言う機会と大切な時間をどれだけ失ってきたのかわかりません。
人が即断即決できるようになるには、
こうしたら、こうなった
という経験の積み重ねであり、回答をいくつもっているかが大きな要因になっているように思います。
お金がかかることに関しては大なり小なりありますが、
失うものも大きいです。
しかし、こと失うものが小さいと感じるなら、
考えるより行動することを意識したいものです。
行動を繰り返した先にルーティンになってしまえば、
次はやらないことに関して罪悪感を覚えるようになります。
また経験したことは当然次に活かせる要因となります。
お金を失えば、尚更勉強代を無駄にしたくなくて行動をする要因になります。
仕事でも、始めて経験することはやらないほうがいいと考えてしまいがちではありますが、
経験を失うことのほうが大きいことであると思って行動していきたいものです。
やってできるかどうかというのはやらないとわかりません。
才能があるかどうかというのは結果論だと思います。
まずやってみる。
やりもしないで「無理だ」というのは早すぎます。