パンダの備忘録

ヒトを越えたいパンダの備忘録

紙の本か、電子書籍か。両方を使いわけ、それぞれのメリット・デメリット

 

あなたは読書してますか?

あまり読書されない方もいるでしょう。

多くの本を読む読書家の方もいるでしょう。

紙の本を読む人、

電子書籍を読む人。

また、これから読書しようかなと思っている人にとって、

少しでも参考になればいいなと思い、筆をとっております。

 

 

さて、楽天koboしかりkindleしかり、

近年電子書籍が発展しておりますね。

 

読書家と自称するのは大変おこがましいのですが、

私はちょこちょこと読書しております。

暇つぶしにちょうどいいんですよ。

集中してしまい、電車をよく乗り過ごします。

 

私は電子書籍、紙の本を使い分けて日々読書をしております。

kindle一択です。プライン会員ですので、プライムリーディングなどの恩恵が得られるのと、電子書籍アプリがいくつもあると管理するのがめんどくさいという理由からです。

 

 

ところで、読書されている方の中には紙の本派もいるでしょうし、

電子書籍をメインにすべきかと考えている方もいるでしょう。 

どちらの本がいいのか?

と考えている人はもちろんあなただけではありません。

 

そこで、紙の本、電子書籍それぞれを利用している私の考えを元に

両方を比べながら、

メリット、デメリットを報告していきたいと思います。

 

 

紙の書籍のメリット

電子書籍に比べて圧倒的に書籍数が多い。

近年電子書籍の勢いは凄まじいものがありますね。

kindle然りline漫画然り。

漫画でも、書籍でも電子化がどんどん進んでおります。

 

しかし、紙の書籍の歴史は数千年にもおよび、

毎年何千、何万もの本が出版されております。

その膨大な書籍に対して電子書籍化が追いつくわけもありません。

 

この本を電子化されたものを買おうと思っても、

電子書籍化されてない書籍の方がまだまだ圧倒的に多いのが現状ですね。

 

 

・所有欲が満たされる。

紙の書籍は所有欲を満たされますね。

あの重み、厚みを感じ、部屋の本棚にしまう様子。

まさにインテリ♪という感じでしょうか。

 

コレクションとしても、インテリとしても

紙の本は映えるところが素晴らしい。

 

 

・五感を刺激しながら読書ができる。

紙の本はただ文字を追うだけではありません。

紙をペラペラっとめくる感覚、指で感じる紙の質感、

どれだけ本を読み進んだのかが分かるなど、

五感への刺激が挙げられます。

 

紙の本を読み進めれば、どれだけ本を読んだのか、厚みでわかりますし、

どこに何があったのかとすぐにページを100ページほど遡って読み返すことができます。

さらに、本独特の香りが読書の満足感を向上させてくれます。

ページをペラペラとめくる動作は

電子書籍リーダーやスマートフォンでは、

画面を縦横にスクロールするという動作になります。

感覚的に、読んだ量、残りの量が分かりづらく、

紙をめくる指の感じがないのは、とても味気ないです。

 

 

電子書籍に比べ、理解力が高まる。

 

バレンシア大学の研究によると、

紙の本の方が電子書籍よりも理解力が高くなるとの研究結果が出ております。

本のジャングは問わず、時間的拘束がある場合は紙の書籍の方が理解力が伴うようです。"参考:パレオな男"

 

電子書籍に比べ、紙の書籍の方が理解力が伴うのは間違いないようです。

試験勉強や、スキマ時間に読書するので、あれば紙の書籍の方が、

理解力も向上し、有利だと言えるでしょう。

 

これに関しては個人的に実感できるほどの差異は感じないため

「ほんまかいな?」ではありますが、

このような研究結果が出ているということはあながち間違っていないのかもしれません。

 

 

紙の書籍のデメリット

・紙の本は場所をとる。

所有欲を満たす紙の本ですが、それが返ってデメリットにもなり得るのです。

本1冊ではたいして場所をとらないですが、

これが10冊、20冊、100冊・・・と増えるごとに、

本棚を圧迫し、部屋をどんどんと侵食してきます。

図書館並みのスペースがあれば悩みもありませんが、

そうもいかない方が多いと思われます。

読む本が増えれば、増えるほど、物理的にスペースが埋まって行くのに悩まされることでしょう。

 

・紙の本は重く、そしてかさばる。

上記と重なるところでありますが、

本によって違いはありますが、

いざ本を持ち歩こう、電車や待ち時間、スキマ時間に読もうと持ち歩こうものなら、

この本の厚みや重さがデメリットして挙げられるでしょう。

バッグに本を入れようものなら、本がバッグの物理的スペースを侵食し、肩にずっしりと襲いかかります。

 

部屋でのんびり読書もいいですが、

 

いざ持ち歩く際は、鉄アレイよろしく

あなたの腕や肩を甘やかしません。

 

 

電子書籍で本を読むメリット

・持ち運びが便利である。

kindleなどの電子書籍リーダーは軽量なものが多く、

文庫本一冊分の重さしかありません。

その軽量な端末に何百冊と紙ではなく、

データとして入れておくことで 何百キロの本を数百グラムにして持ちあることができるのです。

また、電子書籍リーダーの方が読みやすいく、

目に負担をかけづらいのは間違いありませんが、

お手持ちのスマートフォン電子書籍アプリ(例えばkindle)を入れれば、

スマホ電子書籍リーダーに生まれ変わります。

スマホと紙の書籍両方を持ち歩かなくても、

スマホ一つ身軽に外出先で読書ができるのです。

 

・スキマ時間に読書ができる。

上記で紙の書籍の方が理解力が高まるという研究結果が出ている旨を報告致しましたね。

しかし、まず本を読まなければ始まりません。

電子書籍であれば、電車の中、待ち時間、ありとあらゆるスキマ時間に

ポケットからスマホを取り出すだけで読書ができます。

 

ポケットに本を忍ばせている方よりも、

ポケットにスマホを入れている方の方が多いことでしょう。

 

わざわざバッグから本を出さなくても、すぐに読書が始められます。

電子書籍はとても身軽いと感じております。

 

 

・場所を取らない。

電子書籍は紙ではなく、データとして保存しておきます。

電子書籍端末の中に何百冊、何千冊と入れておこうが、

重みは変わりません。

容量さえあれば、小さな図書館並みのスペースを用意せずとも、

スマホ一つの大きさに収まってしまうのです。

 そして、それをいつでも持ち歩くことができるのです。

あなたのポケットには小さな図書館が収まっているのです。

 

・紙の書籍より安く購入できる。

紙の書籍と電子書籍では印刷するお金が掛からない、手間が掛からないという理由から

紙の本より少し安く購入することができます。

総じて紙の本より電子書籍の方が圧倒的に安いです。

 

10円単位から数百円単位で安く売られていることもざらではありません。

流通の問題もあるのかもしれませんが、

紙の本では値引きなどほとんど行われず、単価で売られている場合の方が多いです。

Amazonであれば値引き、ポイント還元されることも多く、

より安く本を手にすることができます。

 

 

電子書籍なら知らない言葉をすぐに調べることができる。

電子書籍リーダー然り、スマホ電子書籍アプリ然り

3gないし、4gでネットに繋げられる端末になっています。

クラウド上や端末内にデータを管理する特性上、

ネットに繋げれるようになっております。

そのため、わからない単語が出てきた場合は、

紙の本ではついついめんどくさくて後回しにしがちですが、

電子書籍ではリアルタイムで調べることができます。

 

 

電子書籍で本を読むデメリット

・所有欲が満たされない。

繰り返しますが、電子書籍は単なるデータにすぎません。

紙の本のような厚み、重み、デザインなど物理的な感覚がかなり薄いです。

これは電子書籍の1番のデメリットではないかと思います。

読書により知識を得るだけではなく、

「本を所有する」という喜びを感じることが難しく、

電子書籍はその点とても味気なく感じてしまうものです。

 

そして、人前で紙の本をペラペラとめくるインテリ感を味わうこと到底できません。

単にスマホをいじってる人としか認識されず寂しいものです。

 

 

・本全体を捉えにくい。

電子書籍は1ページ、1ページ画面を縦横スクロールして読んでいきます。

一気に10ページ、100ページとめくるのは容易ではありません。

必要な場所、前に遡ってピンポイントで読み返そうとする場合は、紙の書籍の方が優れているように感じます。

電子書籍は紙の書籍に比べ手間がかかり、不便に感じます。

 

 

・中古本として売却できない。

 紙の本がどんどん増えると嵩張りますし、物理的なスペースを侵食していきます。

その対策として読まない本は売却するという手段に出ることができます。

不要になった本を売却することができますが、

電子書籍は売却することができず、

端末から消去する。捨てることしか選択できません。

 

 

 

 私は、紙の本のページをめくる感じ、厚みに絆されて、

紙の書籍ばかりを購入しておりました。

最近は電子書籍ばかりを購入しております。

紙の本を通勤時の電車の中で読んでおりましたが、

嵩張りますし、いちいち取り出すのが億劫に感じてきたのです。

電子書籍ですと、スマホを取り出せばすぐに読むことができますし、

総じて電子書籍の方が本を読むのに、気合いと言いますか、

「さあ、読むぞ!」と考えずにさっと読むことできるので、

最近は電子書籍ばかり購入しているように感じます。

 

かといって、電子書籍をメインにしているという訳でもなく、

上記にも報告しましたが、

電子書籍よりも紙の書籍の方がやはり数は圧倒的に差があります。

kindleで調べた際に、なかった場合は紙の書籍を購入するという形をとっております。

また、じっくり何度も読み返すような、哲学書自己啓発本のような書籍は、

紙の書籍を購入するように使い分けております。

 

報告しましたように、双方メリット、デメリットはあります。

読む用途、

コレクション的要素はあるのか等、

上手いこと使い分けて行くのが一番ではないのかというのが私の考えです。

 

 

それではっ